企画展示のイベント情報
【企画展】 「インド ポピュラー・アートの世界 ―近代西欧との出会いと展開」
【会 期】 2011年9月22日(木)〜 11月29日(火)
【場 所】 国立民族学博物館 企画展示場A
インドのポピュラー・アートは、宗教画や細密画の伝統を下地に、19世紀にインドに到来した印刷技術、西欧風の構図やモチーフの影響を深く受けて成立しました。そして宗教画・ポスター・カレンダー・マッチやたばこの包装デザインなど様々な媒体に展開し、独特のテーマや技法を有するユニークな美術ジャンルに発展しました。まさに日用品の中の芸術として人びとの生活に根づいて発展してきたのです。当時のポピュラー・アートを読み解くことは、それを作成し鑑賞した人びとの世界観や価値観を知ることにつながります。
またこの時期に確立したポピュラー・アートは、現代のインドイメージの形成や今日のインドの大衆の美的センスや趣味にも大きな影響を与えています。ポピュラー・アートは現代インドを理解するための1つの鍵と言えるでしょう。
本企画展ではインドポピュラー・アートを長年研究してきたインド視覚芸術センター所長のジャイン博士のコレクションの中から約140点を紹介します。このコレクションはインドだけでなく、イギリス・フランス・ドイツなどでも展示され、各地で高い評価を得ています。日本では初公開となるものです。
【企画展】 民族学者 梅棹忠夫の眼
【会 期】 2011年3月3日(木)〜6月14日(火)
【場 所】 国立民族学博物館
梅棹忠夫は、世界各地で自身が撮影した写真のなかから自ら46点を選び、写真展「民族学者 梅棹忠夫の眼」を1982 年から2010年にかけて国内各地で開催しました。
特別展「ウメサオ タダオ展」の開催にあわせ、企画展としてその写真展を再現します。日本写真家協会会員でもあった民族学者・梅棹忠夫が、カメラ・レンズを通して「眼」をこらした世界をあらためてご覧ください。
【ギャラリートーク】 ★連携展示/企画展示「アジアの境界を越えて」
■ 場 所: 国立民族学博物館 企画展示場A
■ 時 間: 11月23日(火・祝)14:00〜15:00
■ 展示解説: 中村和之(函館工業高等専門学校 教授)
連携展示/企画展示「アジアの境界を越えて」(みんぱくサイト)
【連携展示】 アジアの境界を越えて @みんぱく企画展
【会 期】 2010年10月14日(木)〜12月7日(火)
【場 所】 国立民族学博物館 企画展示場A
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境界はどのようなものなのか
境界を越えるときに何が生じるのか
ながい歴史のなかで、アジア世界には、王権が意識した境界や人々の活動にあらわれた境界などさまざまな「境界」を見出すことができます。この展示は人間文化研究機構連携研究「ユーラシアと日本:交流と表象」での境界をめぐる動きに関する研究の成果の一部です。
古代では、中国の周辺諸民族が国家形成を進めた5世紀を対象とし、出土資料から中国南朝や倭など王権の意識した世界の広がり、大陸から倭への技術の伝播を示します。
近現代では、近代国家が成立する18世紀から20世紀を対象にします。北方では北海道からサハリン、千島列島、アムール川流域にいたる民族集団について、清朝や江戸幕府など国家による認識、物質文化の異同からみた集団の相互認識を示します。
南方世界では中国南部からタイへ移住した諸民族について、移住に対する自らの認識、移住の動因、移住後の文化変容を示します。
古代と近現代を比較することで、境界の姿を映し出すとともに、現代において境界のもつ意味を考える場を提供することができれば幸いです。
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【ギャラリートーク】 ★連携展示/企画展示「アジアの境界を越えて」
■ 場 所: 国立民族学博物館 企画展示場A
■ 時 間: 11月13日(土) 14:30〜15:30
■ 展示解説: 上野祥史(国立歴史民俗博物館 准教授)
連携展示/企画展示「アジアの境界を越えて」(みんぱくサイト)
【ギャラリートーク】 吉本忍 ★企画展「伝統の布の"いま"」関連
【企画展】 歴史と文化を救う―阪神淡路大震災からはじまった被災文化財の支援
【会 期】 2010年7月22日(木)〜2010年9月28日(火)
【場 所】 国立民族学博物館 企画展示場A
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地震や水害などの災害が発生すると、さまざまな支援活動が展開され、被災地は復興の道をたどります。
このような活動のなかに、被災した文化財の復興を支援する活動があることをご存知でしょうか。
災害時には、人命救助や生活復旧などの支援が優先されることはいうまでもありませんが、地域の歴史や文化の記憶をとどめた文化財の救出活動も大切なことです。また、被災した文化財を救出し、あるべき姿にもどして次世代へ引き継いでいくことは、復興へと向かう人々の心の支えにもなります。
本企画展では、さまざまな災害における支援活動の過程を、実際に被災した文化財とともにふりかえります。被災文化財の救出のコーナーでは、市民をはじめとするボランティア活動を通じて地元の文化を再認識し、人々が元気をとりもどしていく様子をみていきます。また、保存修復活動のコーナーでは、研究者や専門家による的確な応急措置や修復技術の実際を示していきます。最後に、これまでの事例をもとに、今後の災害に備えるさまざまな取り組みも紹介します。
この関西の地で未曽有の被害をもたらした阪神淡路大震災から15年。そこからはじまった文化財の支援活動をみていただき、将来に向けた文化財の保護活動について、思いを馳せていただければ幸いです。
(国立民族学博物館 文化資源研究センター 日高真吾)
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【企画展】 伝統の布の"いま"―東南アジアのふだん着にみる実情
【会 期】 2010年7月22日(木)〜2010年9月14日(火)
【場 所】 国立民族学博物館 企画展示場B
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急激なグローバル化が進展している今日、世界各地で暮らす人びとが着用している衣装の多くは、それぞれの地域や民族のもとで育まれてきた伝統的な衣装から、シャツやブラウス、パンツやスカートといった西洋風の衣装へと変化しています。そうしたなかにあって東南アジアでは、「四角い布」や、四角い布の両端を縫い合わせた「筒型の布」を身にまとうという伝統的なファッション・スタイルが、今なお多くの人びとのあいだでふだん着として受け継がれています。それらの「四角い布」や「筒型の布」は、ともすれば東南アジアの各地、あるいは各民族のもとでつくり続けられてきた伝統的な染織品と見られがちですが、布の糸素材、糸や布の紡織技術、糸や布を染めるための染料や染色技術、布の染織デザインなどは、20世紀後半以降に大きく様変わりをしています。
本企画展では、昨年(2009年)、タイ、ラオス、カンボジア、ミャンマー、マレーシア、インドネシアの町の市場や生産現場の村で収集した「四角い布」や「筒型の布」などのふだん着を、収集地、製作地、繊維素材、染織技法、用途、価格などのデータや、現地で撮影した写真とともに展示し、グローバル化が進展するなかで変貌をとげつつある東南アジアの伝統の布の実情を紹介します。
また、本企画展では、試着コーナーを併設しています。「四角い布」や「筒型の布」を、見て! 触れて! 着て! 東南アジアの伝統的なファッション・スタイルを体感してください。
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【企画展示】 伊勢の染型紙:映像と実物にみる匠の技
【会 期】 2010年3月25日(木)〜2010年6月29日(火)
【場 所】 国立民族学博物館 本館展示場内
和紙を柿渋で貼りあわせた渋紙に、彫刻刀で模様を彫った染型紙を使って布面に糊を置き、その後に色染めをする型染は、日本の伝統的な染色技法です。江戸時代には型染が日本の各地でおこなわれ、染めあがった布はおもにキモノの布地としてもちいられてきました。型染に欠くことのできない染型紙は、伊勢(三重県)の鈴鹿市白子(しろこ)と寺家(じけ)がおもな産地で、伊勢で彫られた染型紙は各地の染屋に供給されて、「伊勢型紙」の名でもてはやされてきました。明治時代以降の日本人の衣服の洋風化にともない、型染のキモノの需要は次第に減少し、必然的に「伊勢型紙」の需要も減少していますが、その精緻な製作技術の伝統は、21世紀の今もしっかりと継承されています。
国立民族学博物館では、開館当初の1978〜1980年に、はじめての映像資料作成プロジェクトとして、本館スタジオ、ならびに鈴鹿市白子と寺家で、国指定の重要無形文化財保持者(人間国宝)をはじめとする方々の縞彫、突彫、錐彫、道具彫などの彫刻技術と、彫刻した型紙を補強するための糸入れ技術の映像取材おこなうとともに、そのさいに製作された型紙を収集しました。
本企画展では、それらのビデオ映像と「伊勢型紙」を、江戸時代から明治時代頃に使われていた古い「伊勢型紙」や見本帳、国指定の重要無形文化財保持団体である伊勢型紙技術保存会の方々によって製作された現代の「伊勢型紙」、彫刻刀その他の型紙製作用具、「伊勢型紙」を使って染められた布やキモノとともに展示します。さらに、関連資料として、現代のプリント技術で染められた反物やキモノもあわせて展示し、「伊勢型紙」の精緻な匠の技とともに、現代社会から急速に姿を消しつつある手仕事の実情を紹介します。
【連携展示】 水の器:手のひらから地球まで @みんぱく企画展
【会 期】 2010年3月25日(木)〜6月22日(火)
【会 場】 国立民族学博物館 企画展示場A
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私たちは、のどを潤すために、器に入った飲み水を口元に運ぶが、手にした一杯の水は、どこから来るのだろう。日本ならば、水道の蛇口やペットボトルから来ることが多いだろうが、場所が変われば、川や井戸から汲んできた水や、雨水をためた甕からの水かもしれない。
このように、人は、地域の環境に応じて、地下水や雨水、川などを水源とし、井戸や水汲み場、水道栓などを取水口にして水を利用してきた。水源から口元へと水がたどる道程で、人はさまざまな器を使い分けながら水と関わってきた。この水の道程は、身近な器、人工の器、自然の器と、多様な水の器で構成されており、水の器は、生態環境と人の暮らしを媒介している。 人は、水なしでは生きていけないし、器なしには水を利用できない。器があるからこそ、水を蓄えることも分けることも可能になる。すなわち水の器は、人と人の関係をつなぐものとなる。時として人は、器の水に特別な意図を込め、またさまざまな意味を汲みあげる。
人と自然、水と暮らし、人と人の関係を映すのが水の器である。こうした器を通して、水の問題を考えようと企画した今回の展示では、国立民族学博物館が所蔵する資料と総合地球環境学研究所での人と水の研究の成果を踏まえて、世界各地の多様な水の器を紹介する。「器」の字形に見立てて、「1.生活世界の身近な器」「2.多様な水源」「3.水の器・地球」「4.水のペットボトル」の4つのコーナーに分けて水の器を考えることにした。手元の水から水源へと遡り、水源に水をもたらす地球のメカニズムへ、そして手元の水へと戻ってくるように、水の道程に沿って4つのコーナーをつなげている。 近年、「水の危機」が叫ばれ、水資源が地球環境問題として盛んに議論されるようになった。水に恵まれた日本にいると、水の欠乏や汚染が深刻化する地域の実状は想像しにくいかもしれない。だからこそ今、私たち誰もが手にする一杯の水から、暮らし、地域、世界、地球とのつながりへと想像を膨らませてみたい。 誰しもが必要とする水が、どこでも同じように得られるわけではないからこそ、人びとが地域ごとに水との多様な関係を育んできたこと、そして、暮らしの中から新たな関わりを生み出していくことを、世界各地の多様な「水の器」は教えてくれるのだから。
【企画展】 点字の考案者ルイ・ブライユ生誕200年記念・・・点天展・・・
わずか6個の点の組み合わせで日本語の仮名はもちろん、数字、アルファベット、さらには音符まで表せる点字。文字は線で表現するという晴眼者の論理にこだわらず、触覚による読み書きに適した文字として提案された点字。少ない材料から多くを生み出すしたたかな創造力、常識にとらわれないしなやかな発想力を "点字力"と名づけよう。今、あなたの心の中で一つの点から壮大な宇宙(天)が広がる!
【開 期】 2009年8月13日(木曜日)〜 2009年11月24日(火曜日)
【会 場】 国立民族学博物館 常設展示場内
【開館時間】10時00分〜17時00分(入館は16時30分まで)
【休館日】 水曜日(ただし、9月23日(水曜日)は祝日により開館、9月24しらばsう日(木曜日)は休館)
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