学術講演会のイベント情報

【学術講演会】 ―安田喜憲教授退任記念講演会―

 

【日 時】 平成24年3月23日(金)14:00〜16:30(開場13:15)

【挨 拶】 猪木 武徳(日文研所長)

【講演者・演題】

■ ジョン ブリーン(日文研教授)

 「神都」物語り:明治期の伊勢について

伊勢神宮の研究は、近代を見逃してきた。古代、中世、近世の優れた研究業績はたくさんあるが、近代についての研究が皆無に近い状態である。ここでは、1)神宮の近代的空間的特徴を近世との比較において明らかにする、2)伊勢の内宮、外宮が位置している宇治山田町に目を配り、その近代化過程に簡単に触れ、そして3)神宮、宇治山田の空間全体を改革した「神苑会」という民間組織の遺産について考える。

 

安田 喜憲(日文研教授) 

 「環境考古学への道 」

これが日文研での在職中の最後の学術講演になるので、これまで研究者として自分が歩んできた環境考古学への道を振り返り、研究者として生きることの意味や学問をすることの意味について語りたい。「青年老いやすく学成り難し」これが私の今の実感である。これから日文研を担っていかれる方々も、そして日文研を支えてくださったみなさま方も、どうかこれからも日文研をよろしくお願いしたい。

 

【司 会】 井上 章一(日文研教授)

【会 場】 日文研ホール

【定 員】 申込先着500名

【受講料】 無料

 

arrow37-001.gif 詳細情報(日文研サイト)

 

【学術講演会】 郭 南燕「小笠原諸島の自然と文化 ―世界遺産から未来へ」、伊東 貴之「明清交替と東アジア」

 

【日 時】 平成23年9月29日(木) 14:00〜16:30(開場13:15)

【挨 拶】 小松 和彦(日文研副所長)

■ 郭 南燕(日文研准教授)

  「小笠原諸島の自然と文化 ―世界遺産から未来へ―」

東京から千キロ離れる小笠原諸島は、大陸と接触したことのない海洋島であり、五百万年の間、動植物は独特な進化を経て、固有種形成の実験室となっている。2011年6月26日、ユネスコの世界自然遺産に登録された。本講演は、小笠原諸島の進化、開拓による破壊、文人たちの記録、近年の空港計画の経緯、世界遺産登録のための努力などを辿り、小笠原諸島の将来を展望する。

伊東 貴之(日文研教授)「明清交替と東アジア」

1644年の明の滅亡とそれに続く清朝の成立という「明清交替」は、その後の幾多の混乱も含め、中国のみならず、当時の東アジア世界における歴史的な地殻変動とも言うべき一大事件であった。異民族による征服王朝としての性格とともに、より多層的・複合的な構造を持つ多民族国家という一面も有していた清朝は、政治的な支配の正統性の観点から見ても、さまざまな問題を抱えていた。この「明清交替」はまた、朝鮮王朝や日本など、東アジアの周辺諸国においては、いわゆる「華夷変態」として認識され、当時の人びとの世界観や国家意識・民族意識などに対して、深刻な動揺や影響を及ぼし、ある種のプロト・ナショナリズムが生成した一面もある。そうした諸相について、思想文化的な観点から概説したい。

【司 会】 鈴木 貞美(日文研教授)

 

【会 場】 日文研ホール

【定 員】 申込先着500名

【受講料】 無料

 

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【学術講演会】 倉本 一宏「京都・1011年:一条天皇最期の日々」、戸部 良一「欧州情勢は『複雑怪奇』だったのか?:独ソ不可侵協定締結と日本」

 

【日 時】 平成23年3月10日(木)14:00〜16:30(開場13:15)

 

【挨 拶】 猪木 武徳(日文研所長)

【講演者・演題】

■ 倉本 一宏(日文研教授)「京都・1011年:一条天皇最期の日々」

理想の天皇と評された一条天皇が死亡したのは、西暦1011年の6月、今からちょうど千年前のことであった。その最期の日々の様子は、『御堂関白記』や『権記』といった、当時の貴族たちの日記(古記録)に詳細に記録されている。本講演では、主に藤原行成の『権記』を読み解くことによって、一条天皇の最期の日々を再現してみせたい。人間にとって、権力とは、死とは、そして愛とは何かを問いかけるきっかけとなることになる。

戸部 良一(日文研教授)
 「欧州情勢は『複雑怪奇』だったのか?:独ソ不可侵協定締結と日本」

1939年8月末、ドイツとソ連の不可侵協定締結は、それまでドイツと同盟交渉を重ねてきた日本に大きな衝撃を与えた。だが、実は、独ソ接近を予告する情報はあったのである。それは、どのような情報だったのか、なぜ重視されなかったのか。こうした疑問の解明を通して、情報に対する当時の日本人の感覚を検証する。

【司 会】 稲賀 繁美(日文研教授)

 

【会 場】 日文研ホール

【定 員】 申込先着500名

【受講料】 無料

 

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