モンゴル科学アカデミーとの学術交流・協力に関する基本協定書を締結

2016年1月22日

モンゴル科学アカデミーとの学術交流・協力に関する基本協定書を締結

当機構とモンゴル科学アカデミーは、「学術交流・協力に関する基本協定書」を1月22日に締結しました。この協定は、両法人が行う研究・教育活動全般における学術交流・協力を推進し、相互の研究・教育の一層の進展と地域社会及び国内外の発展に資することを目的としたものです。

同協定に基づき、機構が推進する地域研究推進事業「北東アジア地域研究」における連携活動が平成28年度から実施され、同地域研究の中心拠点である国立民族学博物館には「北東アジア地域研究拠点」が設置されます。一方、同アカデミー歴史考古学研究所内に、同地域研究のためのリエゾン・オフィスを設置する計画が進められています。

調印式には、エンフトプシンモンゴル科学アカデミー総裁、チョローン同アカデミー歴史学考古学研究所長が出席しました。さらにフレルバータルモンゴル国大使館特命全権大使、クランダ在大阪モンゴル国総領事館総領事が臨席され、フレルバータル大使からは「両機関のリエゾン・オフィスが北東アジアにおける拠点になり、そこから北東アジア研究が発展することで、日本とモンゴルの相互理解につながるよう期待している。」との祝辞がありました。

このたびの協定締結を機に、両法人間のより広い分野での共同プロジェクトの開拓や研究者の交流が促進され、両法人の一層の発展が期待されます。

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左からエンフトプシン総裁、立本機構長

 

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左からチョローン所長、クランダ総領事、フレルバータル特命全権大使、エンフトプシン総裁、

立本機構長、小長谷理事、須藤民博館長、佐々木同館教授

 

トピックス

 2016年7月29日 モンゴル科学アカデミー歴史考古学研究所にリエゾン・オフィスを設置しました。