【くらしの植物苑 特別企画】 伝統の朝顔

【開催期間】 2014年7月29日(火)~9月15日(月・祝)

【会 場】 国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑 

 

【趣 旨】

朝顔は古くから多くの人々に親しまれてきました。特に江戸時代以降になると、文化・文政・天保期、嘉永・安政期、明治・大正期など、繰り返し朝顔ブームが訪れ、そのたびに葉と花の多様な変化や組み合わせを楽しむ変化朝顔が創り出されてきました。これは今日の遺伝学でいう突然変異を見つけ出し、系統として確立するという、世界的に見ても特異なもので、特に幕末頃にはきわめて多くの品種が創り出されていたようです。しかし、それらの中には、残念ながら単純な大輪朝顔に圧倒されて、あまり知られることなく絶えてしまったものもあります。ただ、広くは栽培されなかったものの、一部の愛好家の努力によって大切に保存され、現在に伝えられたものも少なくありません。

そこで、江戸時代以降の独創的な知識と技術を駆使して創り上げられた伝統の朝顔を広く知っていただき、人と植物との関わりを見るべく、当館では1999年以降、歴史資料としてこれらの朝顔を展示してきました。今年度の企画も、これまでと同様の目的をもつものです。また今回は、「朝顔の彩(いろどり)」をテーマとして、さまざまな色や模様の種類を示す典型的な実物資料に焦点を当てた展示をするとともに、それらの分類方法を整理したパネルと遺伝子のメカニズムについて解説したパネルの展示を行います。

 

 詳細情報(れきはくサイト)