【特集展示】第4展示室特集展示 「山の流行服」

【会 期】 2015年3月10日(水)~9月6日(日)

【会 場】 国立歴史民俗博物館 第4展示室 副室

 

【趣 旨】

― 使い分けや機能性を重視する一方で、おしゃれへの工夫も。

現代社会からみると、近代から昭和30年代までの山村の衣服は、伝統的なもの、あまり変化していないものとしてみられているかもしれません。しかし、素材や裁断の仕方の変化、仕事内容の変化などによって、デザインや肌触り、使い心地などは少しずつ変わっていました。

また、山仕事用の仕事着、屋内で着る仕事着、自宅の周辺で着る普段着、町場へ買い物に行く時に着る外出着など、時と場所によって様々なタイプの衣服が取り揃えられていました。これらは、使い古されていくと、他の用途に変えられたり、あるいは解体して全く別のものに作り変えられたりしながら、長く使用されました。すべて同じようにみえるワラジやゾウリでさえも遠距離用や近距離用、屋内の上履き用や下履き用、流し場用などいくつもの種類に分かれていたのです。この意味で、山村の衣服や履き物は多様でもありました。

そして、衣服には模様に工夫を凝らしながらつぎあてをし、ワラグツには衣服の切れ端を編み込んで、常におしゃれに気をつかっていました。いつの時代のどこの地域でも、人々はおしゃれをし、流行を意識しているものです。そこで,この特集展示では、機能性を重視しながらもおしゃれや流行に配慮してきたことに焦点を当てながら、山村の人々の衣服や被り物、履き物を展示します。

 

 

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