人間文化にかかわる総合的研究推進
事業概要
21世紀における人類にとってもっとも重要で緊急の課題は、地球における人類の存続と、世界における人間の共生です。この難問を解く鍵は「文化」にあるとの発想に基づき、機構は人間文化研究の新たな領域を、従来の枠組みを越えて創出し、先端的・国際的な研究を展開するために研究活動を推進しています。
平成22年度から、教育研究評議会のもとに総合研究推進委員会を設置し、機構および各機関の研究活動に関するレビューを行い、機構における新たな学問領域の創成、ならびに機構および各機関の組織・運営のあり方にかかわる方向性について検討しています。
各機関独自の活動に加えて、機構としての一体的な取り組みも行ってきました。専門領域の異なる6つの研究機関がお互いに連携して実施する「連携研究」や「連携展示」は、機構発足当時より実施しています。
また、各機関の蓄積した人間文化にかかわるデータベースを、総合的に検索する研究資源の共有化システムを開発し、より便利に研究者および一般の利用者に提供する「研究資源の共有化」や、我が国にとって重要であるにもかかわらず、拠点形成が遅れている「イスラーム地域」、「現代中国」および「現代インド」を対象とした「地域研究の推進」といった研究プロジェクトを推進しています。
これらのほか、プレゼンスの相対的な地位低下傾向のみられる海外諸地域における日本研究を支援し、日本関連在外資料をめぐる国際共同研究を開始しています。
機構はこれらの活動をとおして機構としての一体的な取り組みを行いながら、さらなる研究活動推進体制の構築・拡充を図り、人間文化にかかわる総合的な学術研究の発展に寄与することをめざしています。






