日本関連在外資料の調査研究
欧米やアジア諸国に所在する日本関連の在外資料に関しては、海外における専門研究者の不在や個人所蔵であるなどの理由により、資料所在情報をはじめ、詳細調査による資料価値の掌握されていない貴重な資料が多数存在します。
平成22年度より日本関連在外資料の国際共同研究を開始し、欧米などにおける日本文化研究の比重低下の打開と日本文化の世界史的意義を明らかにすることをめざしています。これまでの各機関や研究者による研究テーマ別の調査研究から一歩進めて、機構に「日本関連在外資料調査研究委員会」を設置し、そのもとに一体的な研究体制をつくり、多様な資料の総合的調査研究の推進、機構外の連携機関(東京大学史料編纂所・東洋文化研究所、京都大学人文科学研究所)などとともに海外機関との協力・協業による国際研究ネットワーク構築を進めます。
第2期中期目標期間では、近世以降に日本から持ち出された「流出」資料群と近代以降の日本人の活動などにより海外に残された「滞留」資料群という視点で、次の2テーマを推進します。
シーボルト父子関係資料をはじめとする前近代(19世紀)に日本で収集された資料についての
基本的調査研究
近現代における日本人移民とその環境に関する在外資料の調査と研究






