イベント一覧

定期的に講演会やシンポジウムを行っています。
  • 【地球研】2020年度オープンハウス

    2020年11月15日

    地球研オープンハウスは、地球研の施設や研究活動を地域の方がたに広く知っていただくことを目的に、2011年度から年1回開催しており、2020年度で記念すべき10回目となります。例年は来場していただいているオープンハウスですが、今年はオンライン開催という初の試みです。地球研の研究者・所員が出し合った企画がたくさんありますので、ぜひお楽しみください。

    日 時:2020年11月15日(日)9:30~
        2020年11月22日(日)9:30~
    開 催:YouTube Live 配信
    参加費:無料
    対 象:どなたでも大歓迎
    申 込:不要
    ▼イベント内容など詳細につきましては、特設ホームページをご覧ください。
    https://www.chikyu.ac.jp/openhouse/2020/
    ※このイベントはライブ配信イベントです。当日はご来場いただけません。

  • 【日文研】日文研一般公開「経験と記録:世界はいかに疫病と対峙してきたか」

    2020年11月13日

    今年の日文研一般公開は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、オンラインで開催します。11月21日(土)には「経験と記録―世界はいかに疫病と対峙してきたか」のテーマのもと、日文研公式YouTubeチャンネルにて、日文研の研究者たちが所蔵資料を交えて大いに語ります。また、普段は見ることができない日文研の裏側を井上所長が案内する動画や、日文研医学資料コレクションの展示も特設ページにて公開します。この機会にぜひ、ご自宅でゆっくり、日文研一般公開にご参加ください。

    ◆特設ページと同時公開(11月13日~)
    ・所内案内「内外の橋渡しをこころざす日文研」(動画)
    ・所蔵資料の展示「日文研医学コレクションにみる東西医療文化史」
    ◆YouTubeにてプレミア公開(11月21日)
    ・講演「日本史のなかの疫病」(動画)
    ・シンポジウム「疾病と治療を人文科学の立場から考える」(動画)

  • 大学共同利用機関シンポジウム2020「宇宙・物質・エネルギー・生命・情報・人間文化:オンラインで研究者と話そう」

    2020年10月17日

    大学等の共同研究・共同利用を支える全国の大学共同利用機関が一堂に会し、大型研究施設や設備、基盤等を活用した最先端の研究を紹介する「大学共同利用機関シンポジウム2020」を 10月17 日(土)、18日(日)の2日間、オンラインで開催します。人間文化研究機構からは、国立歴史民俗博物館、国文学研究資料館、国立国語研究所、国際日本文化研究センター、総合地球環境学研究所、国立民族学博物館に加え、機構本部が出展します。10月18日(日)には、オンラインで人文知コミュニケーターが対応します。

  • 【日文研】第1回 日文研―京都アカデミック ブリッジ「愛と芸術の都を語ろう」

    2020年10月13日

    日文研の井上章一所長と、日文研と提携する大学として、京都精華大学からウスビ・サコ学長を、京都市立芸術大学からは赤松玉女理事長・学長を招き、「愛と芸術の都を語ろう」をテーマにパネルディスカッションを行います。

  • 【地球研】海と生きる-震災後に考える人づくり、まちづくり-「防潮堤から考える」

    2020年02月29日

    日 時:2020 年 2 月 29 日(土)13:00 - 16:00
    会 場:東洋大学白山キャンパス 8 号館 7 階 125 記念ホール
    参加費無料・事前申し込み不要  

     

    概 要:
      大津波で被災した三陸沿岸部は、巨大なコンクリートに覆われました。
      発災以前から、少子高齢化や人口減少などの社会問題で疲弊してきた三陸の市町村。そこに追い打ちをかけたのが東日本大震災です。さらに巨大な防潮堤建設が、地域のつながりも分断しました。
      しかし、そうした大きな流れに抗った地域もあります。「家も車も流された。でも人のつながりだけは流されなかった」という人がいる地域は、新しい人と人とのつながりを生み出しました。なぜ、それが可能になったのか?
      本シンポジウムは、巨大防潮堤建設問題とその後のまちづくり活動に関わる者による、記録として残すべき情報の共有を目的とします。

  • 【日文研】第19回 日文研・アイハウス連携フォーラム「安全保障論議の30年-「平成」と 「冷戦後」を考える」

    2020年02月26日

    平成の30年は冷戦終結後の30年とほぼ重なっている。ちょうど一世代に相当するこの30年の国際情勢の変化はすさまじく、中国の台頭と超大国アメリカの変容、あるいはグローバリ ゼーションの急速な進展が国際政治の構図を変えつつある。日本の外交・安全保障政策も少しずつ変化していった。しかし、平和安全法制をめぐる議論に典型的に現れたように、安全保障に関する日本国内の議論は冷戦終結直後と今日でそれほど変わっていないようにみえる。30年間の安全保障論議の検討を通して冷戦後の日本の安全保障政策の展開をみていきたい。

  • 【日文研】第334回 日文研フォーラム「思想の越境と連鎖―尾崎秀実の中国論と「中国農村派」」

    2020年02月14日

     ゾルゲ事件で知られている共産主義者の尾崎秀実は、戦前に中国問題の評論家として数多くのユニークな論著を残しました。
     本発表はまず尾崎秀実の中国論の中に引用された、マルクス主義「中国農村派」の論点を手掛かりにして、両者の相互関連性を指摘します。さらに、「中国農村派」の指導者と見なされる陳翰笙と尾崎秀実との交友関係及び思想論争を考察し、同時代の国際的な知識人の「思想連鎖」の視点からそれを分析してみます。

  • 大手町アカデミア × 人間文化研究機構 無料特別講座「食べるフィールド言語学――「Food×風土」の視点から」

    2020年02月13日

    人間文化研究機構(以下「人文機構」)は、「大手町アカデミア」(主催:読売新聞東京本社 運営協力:中央公論新社)と連携・協力の下、人文機構が平成28年度から推進している基幹研究プロジェクトの成果発表の一環として、広く一般を対象に、無料特別講座を実施します。 講座の概要・申込方法等は以下をご参照の上、ぜひお申し込みください。

    講 師:吉岡 乾(国立民族学博物館 人類基礎理論研究部・准教授)
    ナビゲーター:野林 厚志(国立民族学博物館 学術資源研究開発センター・センター長・教 授)

    日 時:2020年 2月 13日(木)18時30分~20時15分(18時00分開場)
    会 場:読売新聞ビル 3階「新聞教室」(東京都千代田区大手町 1-7-1)
    受講料:無料
    定 員:100名(定員に達し次第締め切ります)

  • 【国語研】方言版異言語脱出ゲーム 「紡がれるもの~おじぃとおばぁと僕の物語~」

    2020年02月09日

    日時:2020年2月9日(日) 14:00~15:30(受付13:40~)
    会場 : 成城大学 3号館 1階 学生ホール
    参加費 : 無料
    「脱出ゲーム」×「方言」という歴史上初の組み合わせによる参加体験型のゲームです。参加者の方は,とある方言学者の孫として,タイムスリップによって歪んでしまった過去を元に戻すべく,さまざまな謎に挑戦しつつゴールを目指します。

  • 【地球研】第32回地球研地域連携セミナー(滋賀)びわ湖の水草 市民がはじめる環境自治

    2020年02月08日

    日 時:2020年2月8日(土)13:30-16:30(開場 12:30)
    会 場:コラボしが21 中会議室2(3F)
    申 込:入場無料・要事前申込(定員40名※先着)

     

    概 要:
    びわ湖は長い時間をかけて独自の生態系と文化をはぐくんできました。その豊かな自然は、私たちの生活にたくさんの恵みをもたらしています。一方で、経済発展に伴う人間活動の影響もあり、水質をはじめ湖の環境は大きく変わりました。
    近年では、南湖における水草の大量繁茂により、湖岸の景観の悪化や悪臭の発生などの問題が起こっています。自治体が水草の除去を行う一方で、急激な水草の大量繁茂の原因は完全には解明されていません。
    しかしながら、このような状況の中で、市民が主体となり漂着した水草の清掃活動や堆肥化(循環利用)を進めるための仕組みづくりが始まっています。

    本セミナーでは、このような地域ではじまった「小さな循環」を地域全体の「大きな循環」に広げていくことを目指して、市民・企業・行政の活動事例を報告していただくとともに、ワークショップを行います。一人ひとりが主体的かつ持続的に取り組めるような、望ましい環境自治のあり方を共に考えましょう。

  • 第6回全国史料ネット研究交流集会

    2020年02月08日

    日 時:2020年2月8日(土)13:00~17:30
                    2月9日(日)10:00~13:00

    会 場:御影公会堂

    主 催:歴史資料ネットワーク、人間文化研究機構「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」

    趣 旨:
      阪神・淡路大震災を機に始まった災害時の歴史資料や文化財の保全活動は、現在に至るまで各地の被災地を中心に広がってきました。こうした広がりをうけ、2015年から開催してきた研究交流集会を、今回は再び神戸で開催します。
     2019 年は、台風の上陸による被害が日本列島各地で相次ぎました。これに対して、各地の史料ネットは、それぞれの地域のネットワークを活かした活動を展開するとともに、新たに史料ネットを立ち上げた地域も出てきました。同時に史料ネット活動の継続と、それを支えるための広域的なネットワークづくりの課題や可能性があらわれています。
     一方、このような動きを支援する取り組みとして2017年度より始まった、人間文化研究機構の「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」を通じて、各地の大学を軸にした史料ネット相互のネットワークの構築や、災害時における相互支援体制や資料の保存研究・活用に向けた体制づくりが進みつつあります。
     こうした動向を踏まえつつ、阪神・淡路大震災から25年の節目にあたる2020年において、当時の取り組みを振り返るとともに、各地の史料ネット関係者が集うことで、これからも予想されるさまざまな災害から地域の歴史文化を守るための課題と展望を考える場とします。

  • 第15 回人間文化研究情報資源共有化研究会「人文系研究データの生成と管理-「可逆性」の実現のために」

    2020年01月25日

    日時:2020 年1 月25 日(土) 10:10~11:45
    会場: 日比谷図書文化館スタジオプラス(小ホール)
    (〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1-4)
    (※同日13:30 より日比谷図書文化館日比谷コンベンションホール(大ホール)にて第38 回人文機構シンポジウムを開催します。)
    趣旨:
    研究不正防止を主目的としたガイドラインにより、研究者は研究ノート等の研究データを作成して適切に保管・開示すること、研究機関はそれを研究者にさせることが求められています。
    しかし、これからは不正を防ぐために保管するだけでなく、研究データを公開・共有して新たな研究資源とすることで、次の研究を生み出すことが期待されています。ただ、人文系の研究の中には、きわめて限られた研究者だけが閲覧を許される写本や、保管自体が難しい音声を一 次資料とするものなどがあります。そうした研究では、論文から一次資料に戻ることができる「可逆性」の実現が容易ではないことが考えられます。人文系研究データ生成の際の問題点とはどのようなもので、どのように解決されるべきか、研究データによる「可逆性」の実現をテ ーマに議論します。

  • 第38回 人文機構シンポジウム「~ コンピュータがひもとく歴史の世界 ~デジタル・ヒューマニティーズってなに?」

    2020年01月25日

    日時:2020年1月25日(土)13:00~16:30 (開場12:30)
    会場:日比谷図書文化館 日比谷コンベンションホール(大ホール)(東京都千代田区日比谷公園1-4)
    主催:大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
    参加無料、手話通訳有、要事前申込(定員200名)

    趣旨:
    いま、人文学には新たな波が起こっています。その中の一つに人文学に情報学の手法を応用し、新たな発見や分析を行う「デジタル・ヒューマニティーズ」があります。コンピュータが、AI 技術等を駆使して古文書や写真など人文学の様々な資料を「読む」可能性が指摘されています。コンピュータを使うことで、人文学はどのように変わるのでしょうか。そして、社会の中で人文学が果たす役割はどのようなものになるのでしょうか。本シンポジウムでは、歴史資料のデータ化、研究者以外の人々もよってたかってコンピュータで資料を読む作業、AI の可能性などについてご紹介いたします。

  • 【地球研】第31 回地球研地域連携セミナー(亀岡)持続可能な食と農がひらく新しい亀岡の未来

    2020年01月19日

    日 時:2020年1月19日(日)13:00-16:15(開場12:30)
    会 場:ガレリアかめおか大広間(2F)
    申 込:入場無料・申込不要

    概 要:
    農産物価格の低迷、度重なる天災、担い手不足、耕作放棄地の増加、農村人口の減少-農業の低迷と農村の衰退は、日本全国でみられる課題であり、亀岡市もその例外ではありません。
    その一方、亀岡市内では、食と農をめぐる新たな取り組みも生まれています。そこでは、食料生産だけにとどまらず、地域の人々との交流や環境との共生などの、多様な農のあり方を見いだすことができます。
    新たな芽生えを、地域の食と農の未来へとつなげていくためには、行政、産業だけでなく、市民が参加した連携が必要です。亀岡市の持続可能な食と農の未来に向けて、私たちになにができるかを一緒に考えてみませんか?

    ※会場では 1月18日(土)- 19日(日)にかめおか霧の芸術祭「素顔のかめおか」が開催されています。

  • 【日文研】第333 回 日文研フォーラム「天人女房譚の地域性と国際性―韓国との比較を通じて」

    2020年01月14日

     天人女房譚は、人間の男が天女の羽衣を盗み結婚するが、結局、天女は羽衣を取り戻し天上に帰るという異類婚姻譚の一つです。日本では「羽衣伝説」ともいわれ、代表的な話群として、天上に上がった男が天女の父から難題を課せられる話群と、七夕の起源を説明する話群が挙げられます。
     本報告ではまず、『風土記』を始め近代以前の主な天人女房譚の資料を紹介し、天人女房譚が語られた背景について考えてみます。それから、天人女房譚と類似した韓国の昔話を紹介し、両国の話の類型およびモチーフの比較を試みたいと思います。