幻の博物館の「紙」―日本実業史博物館旧蔵コレクション展

平成19年5月28日~ 6月15日

主催:国文学研究資料館 展示詳細

平成20年1月16日~ 2月11日

主催:国立歴史民俗博物館 展示詳細

 財界人として活躍した渋沢敬三(1896~1963)は、戦前に「近世経済史博物館」の設立を構想し、近世・明治の資料収集を行いました。この構想は戦後、「日本実業史博物館」として続けられましたが、ついに実現しませんでした。博物館設立のための収集資料は、1962年に、文部省史料館(現、国文学研究資料館)に寄贈されました。

 展示は、博物館の「製紙」部門に関わる様々な紙資料を公開するもので、機構の連携研究「日本実業史博物館資料の高度活用」の研究成果です。