あいさつ

 
 
人間文化研究機構長
石井 米雄
 

 人間文化研究機構長の石井米雄です。人間文化研究機構というのはまだなじみのない名前でありますが、2004年4月に、全国に16あった大学共同利用機関が4つに分けられ、その1つとして組織されました。

 人間文化研究機構は、関西の三つの研究機関、関東の二つの研究機関から構成されております。吹田の国立民族学博物館、京都の国際日本文化研究センターと総合地球環境学研究所、それから東京の国文学研究資料館、千葉県の佐倉にあります国立歴史民俗博物館、以上、5つでございます。

 人間文化というのは、非常に幅の広い考え方でありまして、普通、人文学というと哲学、文学などを中心に考えるのですが、もう少し幅を広げてとらえております。その意味で、当機構の中に総合地球環境学研究所が入っているのは、私はたいへん意味があるのではないかと思っています。そして、このように幅広く連携している成果を市民の皆さんにご理解いただくために、年に二度シンポジウムを開催することにいたしました。2004年の第1回は東京で開催いたしましたが、今回は大阪大学のご協力をいただいて、大阪で開催することになった次第であります。

 私ども人間文化研究機構では、「人間文化」という新しい切り口で、環境問題をはじめとして、人間を取り巻いているさまざまな問題をいろいろな角度から研究したいと思っております。

 今日は、嘉田由紀子先生の基調講演、そして、そうそうたる方々がパネリストとして貴重なご意見、ご提言をご披露くださるものと思います。どうかよろしくお願いいたします。