イベント一覧

定期的に講演会やシンポジウムを行っています。

  • 【民博】みんぱくウィークエンド・サロン「マランガン儀礼と彫刻 ――ジョージ・ブラウン・コレクションから」

    • 2017年5月21日

     オセアニア展示場の「外部世界との接触」には、民族学の研究者でもあった宣教師・ジョージ・ブラウンが収集した仮面や彫像が展示されています。これらが使用されるマランガン儀礼については秘密の部分もあるため、なかなか調査は難しいようです。現在まで明らかとなっている儀礼の様子と、使われる彫刻についてお話しします。

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  • 【民博】みんぱくゼミナール 「心地よい暮らし(エイジング・イン・プレイス)――コミュニティをつなぐアーミッシュたちの暮らしから」

    • 2017年5月20日

     高齢者をはじめ人びとが孤立せず心地よく生活できる地域コミュニティデザインのキーワードとして注目されている「エイジング・イン・プレイス」について、コミュニティに生きる意味を問い続けてきた米国アーミッシュたちの暮らしから考えます。

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  • 【日文研創立30周年記念講演会 「日文研と私―回顧と展望」「日本研究の諸問題―歴史と歴史学をめぐる省察」

    • 2017年5月17日

    第1部日文研と私回顧と展望梅原 猛   国際日本文化研究センター  顧問
    (聞き手)磯田 道史   国際日本文化研究センター  准教授

     日本史家の磯田道史准教授を聞き手に、初代所長の梅原猛顧問が日文研創立の理念、多彩な研究者を集めた経緯や苦心、建物に込められた思想、等々をふり返り、現下の思索の対象である「人類哲学」、人類の「闇」と「光」の問題にも言い及びながら、日文研の将来に思いをめぐらせる。

     

    第2部日本研究の諸問題歴史と歴史学をめぐる省察ジェームズ・E・ケテラー   シカゴ大学  教授

     欧米での政府主導の体系的日本研究の契機は真珠湾攻撃にある。先行する日本研究はむろん存在するが、20世紀中葉の戦争のもたらした意義は等閑視できない。創立以来日文研はこの外から見た日本研究の潮流の最前線にあり、日本を中心に据えた研究と日本主義あるいは日本人論研究の中心地の役割を担い、30年にわたり世界の研究者を招いて扱いの難しい諸問題に取り組んできた。本講演ではこの過去に触れ、日本史・日本研究の歴史と歴史学の諸相を検討し、日文研に有り得るいくつかの将来にも思いを馳せてみたい。

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  • 【民博】みんぱくウィークエンド・サロン「豊かな高齢期とナラティヴ」

    • 2017年5月14日

     語り、物語などを意味するナラティヴを素材とする交流は、高齢期のウェルビーイングに資する活動として注目されています。ここでは、スイスの多世代対象生活コミュニティで紡がれるナラティヴと、人々のエイジング・イン・プレイスや新しい地域文化創出を考えます。

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  • フォーラム なぜアーカイブズは必要なのか Part.2 『地方再生に向けた公文書管理』

    • 2017年5月12日

     今、地方の再生が大きな課題となっています。地方再生は住民一人一人が共同体の一員であることを自覚することから始まります。そのためには、地域の歴史を共有し行政へ積極的に関わることが必要です。今回の公開フォーラムでは地域の歴史を共有するとともに、いかに住民が行政へ参加していくか、そのあり方について考えていきます。

     東日本大震災から6年余が過ぎて開催する本フォーラムは、地域の復興に目を向け、公文書管理と活用の意義を改めて見直すとともに、適切な公文書管理の意義を協議していきます。

     この地震・津波災害の記憶と経験をいかに未来に継承し、次代の社会を築き上げていくのかを考える契機としたいと願っています。 皆さまの参加を心よりお待ちしております。

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  • 【日文研】第310回 日文研フォーラム「三つの「赤い」と二つの「寒い」から、方言を考える――方言と言語類型論の出会い」

    • 2017年5月9日

     方言には、いわゆる標準語にはない言葉の分化が見られ、土地の人々の伝統的な感覚や考え方を反映しています。

     たとえば、韓国の済州市に残る伝統的な方言には、「赤い」を意味する「벌겅하다/헌다/하염쩌」という三つの語形があります。また一方、日本の熊本県松橋町では「寒い」の意味で、「サンカ/サンカリヨル」という二つの語形が使われています。もっとも、言語の経済性原則という観点からすれば、これらの語はまったく同じことを意味しているのではなく、何らかのルールによって使い分けられているものと予想することができます。

     本講演ではこの現象を考察するために、言語類型論の観点をご紹介します。そこから、それぞれの使い分けのルールと特徴が浮き彫りにされるだけではなく、両言語が世界言語の中に位置づけられることをお話ししたいと思います。

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  • 【民博】みんぱくウィークエンド・サロン「華僑の移住と暮らし――タヒチ」

    • 2017年5月7日

     タヒチでは首都・パペーテを中心に多くの華僑・華人が住んでいます。なかでもタヒチの華人の大半は客家であり、彼らは現地の経済や文化に大きな影響を及ぼしています。タヒチの客家の移住、食文化、文化復興などについて紹介します。

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  • 【民博】みんぱくウィークエンド・サロン「異教徒の地」と「光の地」―パキスタン・アフガニスタンのカタ人とカラーシャ人

    • 2017年4月30日

     パキスタンとアフガニスタンとにまたがって延びるヒンドゥークシ山脈。その山中には「光の地」と呼ばれる地域があります。かつて「異教徒の地」と呼ばれていたその地域に暮らす、カラーシャ人とカタ人という民族とその文化を、映像を交えて紹介します。

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  • 【民博】ビーズの素材に注目!――ペーパービーズをつくろう

    • 2017年4月28日
    • 2017年5月2日
    • 2017年5月27日

     ガラス、石、貝・・・。ビーズは、さまざまな素材でつくられています。そのなかでも今回は、紙を何層にも巻いてつくるペーパービーズをとりあげます。特別展の展示解説を聞いた後、実際にペーパービーズをつくりましょう。

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  • 【人間文化研究機構本部・歴博】文部科学省エントランス企画展示「古代の百科全書『延喜式』に学ぶ、いにしえの暮らし」

    • 2017年4月28日 - 2017年6月26日

     国立歴史民俗博物館は、人間文化研究機構基幹研究プロジェクト「古代の百科全書『延喜式』の多分野協働研究」に取り組んでいます。『延喜式』は10世紀に編纂された法典であり、「日本文化を理解するための宝庫」と評されるほど様々な分野に及ぶ古代の情報を満載しています。 同プロジェクトは、異分野の研究者・機関が協働する研究体制を構築し、『延喜式』記載の物品・技術・生産体制やその歴史的文化的背景の解明を試みるものです。  

     本展示では、『延喜式』記載の貢納食材を中心に取り上げます。特に、天皇の御膳や宮廷の饗宴、神饌などに供するために各地から貢納されたアワビに注目し、 特徴的なアワビの加工法や食品としての特性についてご紹介いたします。

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  • 【民博】みんぱくウィークエンド・サロン「民博の展示資料を守る」

    • 2017年4月23日

     民博では、露出展示が採用されています。露出展示は、資料を直に観覧できることから、その質感や風合いなどを良く感じることができます。その一方で、露出展示は、災害などで転倒したり、落下したりする事故も想定しなければいけません。今回は、このようなリスク対応の取り組みを紹介します。

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  • 【民博】みんぱくウィークエンド・サロン「世界のビーズ、日本のビーズ」

    • 2017年4月16日

     ビーズは、現在、地球のすみずみまでに広がっています。しかしながら、世界各地の状況をよくみると、ビーズ好きの民族とそうでない人々がいます。日本人は、いったい、どちらのグループに入るのでしょうか。10万年のビーズの歴史をふまえて、日本人にとってのビーズの社会的、文化的意味について考えます。

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  • 【民博】みんぱくゼミナール 「エジプトでイスラーム思想のテクストを読む」

    • 2017年4月15日

     思想研究の主たるアプローチはテクスト分析ですが、著者の手を離れた後、テクストの意味は誰のモノになるのでしょうか。エジプトの事例より思想研究への人類学的アプローチを検討します。

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  • 【日文研】第309回 日文研フォーラム「着衣改造の近代――わが母の服装観から見る日中衣装変遷史」

    • 2017年4月11日

     中国と比べ、明治日本の近代化は相対的に成功を収めました。その原因はどこにあったのか――中国における一つの大きな問題は、旧時代の社会を改造し、近代的な文明を確立しようとする理念のなかで、伝統文化と古い価値体系に対する批判が徹底的になされなかったということではないでしょうか。本講演では、歴史のなかでも最も身近な一分野である服装史を通じて、この問題を考えます。
     衣生活は、人類特有の営みです。衣服は、人々の身体を保護するという実際的な目的に資するだけでなく、各時代、各社会の様相を端的に反映しています。さらに、個々の人間がそれを身につけることによって「人」と「服」の関係は深まり、その関係性のなかに、その人の生きる時代や社会が浮上してきます。
     ここで主に取り上げる「人」は、講演者の母です。彼女の服装観、生き様から見えてくる、日中両国の衣装変遷過程の特徴に焦点を当てて、お話ししたいと思います。

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  • 【日文研】小松和彦所長文化功労者顕彰記念講演会「妖怪と戯れて四〇年-私の学問人生-」

    • 2017年3月28日

     日本には驚くほど多様で豊かな妖怪文化が生み出され、盛衰を重ねながら、現在に至っている。妖怪を探ることの面白さに取り憑かれ、次々に湧き起こる疑問を解き明かそうと妖怪たちと戯れているうちに、気づくと四〇年あまりもの歳月が流れてしまった。このたび文化功労者に選ばれたのを機に、私の研究の足跡を振り返りながら、妖怪とは何か、妖怪研究の魅力はどこにあるのか、妖怪研究はどうあるべきか等々を語ってみたい。

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