第5期中期目標・計画の準備を始めました
今年度の検討課題の第1は、「第5期の準備」です。
第5期中期目標・計画は、令和10年4月に始まります。文科省の第5期中期目標・計画のガイドラインは、その前年の令和9年度に公開されますが、そこから中期目標・計画の作成を始めたのでは遅いので、令和8年4月に「将来構想検討会議」を設置し、第5期の準備を始めることにしました。
その前年の今年度(令和7年度)は、さらにその準備として、「将来構想検討会議」に提供する資料を作成するため、次のような検討を行いました。
(a) 次世代人文学検討会議
今後10年あるいは、さらにその先の人文学のあり方を見通すビジョンの策定に向けた構想及び機構の第5期中期目標期間における新たな連携研究テーマの例示。
(b)人間文化研究創発センター諸委員会
人間文化創発センターのプロジェクト・事業に関する意見を聴取し、プロジェクト・事業の課題や今後のあり方等を検討。
(c)地域研究推進検討会
これまでの地域研究の総括を行ったうえで、地域研究の今後のあり方を検討。
(a) は、社会の変化が急速に進む中で、人文学全体が将来、どのようにあるべきかという大きな視点に立って第5期中期目標・計画を構想すべきであるという考えのもとに設置した会議で、本機構の第5期中期目標・計画の基本となる考え方を提案することを目的としています。
(b) は、本機構の6機関をつなぐ組織である「人間文化研究創発センター」を第5期にどう構成すべきかについて、このセンターに設置された諸委員会で検討し、提言の形にまとめることを目的としています。
(c) は、創発センターの基幹研究プロジェクトのうち、特に「地域研究」に関する議論を行うために設置した会議です。本機構の「地域研究」は、様々な議論や経緯を経て、平成18年に「地域研究推進事業」として、関係大学・機関と協力して始まりました。現在の「グローバル地域研究」にも、多くの大学が研究拠点として参加しています。このような歴史を考えて、関係する大学の委員を含めてこの会議を設置し、第5期の「地域研究」のあり方を検討することにしました。
これらの委員会・会議では、今年度末に報告書や提言を提出する予定です。それが「将来構想検討会議」の検討に受け継がれる形になります。
以上の検討と並行して、各機関では機関としての将来構想を検討しています。令和8年4月以降は、上記の委員会・会議の検討と各機関の検討の両方を合わせて、「将来構想検討会議」で機構全体の将来構想を議論する予定です。
人間文化研究機構
機構長 木部 暢子




