イベント一覧

定期的に講演会やシンポジウムを行っています。
  • 第32回人文機構シンポジウム 「人文知による情報と知の体系化~異分野融合で何をつくるか~」(機構合同シンポジウム)

    2018年02月26日

     データから情報へ。情報から知へ。知の触発によって見えるものは何か。大学共同利用機関法人である人間文化研究機構と情報・システム研究機構は、これまで、両機構の連携・協力による共同研究を行ってまいりました。

     本年度、両機構は、連携・協力推進に関する協定を締結し、文理融合研究をさらに進めていくことを確認いたしました。今回の連携・協力推進協定締結を機に、さらに新たな知の創造、異分野融合の促進、新領域の創出を推進してまいります。

     本シンポジウムによって、両機構が、文と理にまたがる多様な分野で、興味深い、先進的な研究に取り組んでいることを実感していただきたいと思います。多数の皆さまのご来場をお待ちしております。

  • 【地球研】第21回地球研地域連携セミナー(滋賀)地域の底ヂカラ 結(ゆい)の精神が育むいきものの多様性

    2018年02月24日

    甲賀の大地に広がる古琵琶湖の肥沃な土壌は豊かな自然や生きものを育み、伝統的な生業や文化を培ってきました。しかし、中山間地域では、農家の減少や高齢化、後継者不足が進み、耕作放棄地がみられるなど、集落の存続が懸念されています。さらに、里山などの身近な自然環境にも人の手が入らなくなるため荒廃が進み、かつてみられた生き物のにぎわいも少なくなっています。

    本セミナーでは、身近な自然の価値に共感・共鳴し、その恵みを将来の担い手に受け継いでいくために、結の精神で集落をまとめ、農業の6次産業化や、豊かな生き物を育む水田作りに取り組む甲賀の小佐治地区の事例を紹介しながら、中山間地の農業・農村集落の未来について皆さんとともに考えます。

  • 国際シンポジウム「近世都市の常態と非常態ー水路・川・洪水ー」

    2018年02月24日

     人間文化研究機構 広領域連携型基幹研究プロジェクト「日本列島における地域社会変貌・災害からの地域文化の再構築」国文学研究資料館ユニット「人命環境アーカイブズの過去・現在・未来に関する双方向的研究」が主催する国際シンポジウムです。2016年2月には東京(立川)でプレ研究会を開き、ロンドン・イスタンブル・北京・江戸における災害の概況と研究状況の相互理解を図りました。

     同年11月にはロンドン大学歴史学研究所で開催された「都市と災害―歴史における都市の適応能力とレジエンス」において第7セクション「近世首都における災害対応」を持ち、首都であることによる災害対応の共通性、災害後の秩序維持問題の差異性が議論されました。

     今回は、これらの活動を受けて、「近世都市の常態と非常態―水路・川・洪水―」をテーマに2017年度国際シンポジウムを開催いたします。

  • 【民博】みんぱくウィークエンドサロン「日本の文化の展示場(祭りと芸能)から」

    2018年02月18日

    みんぱくの日本展示場の祭りと芸能のコーナーには、全国各地の様々なまつりや芸能に関わる資料が展示されています。今回は、太鼓台や曳山など、特に大型の造形物に焦点を当てて、祭りにおける役割などを考えます。

  • 【民博】みんぱくゼミナール 「ヒュードロドロの系譜―この世ならざるものの出現にともなう音」

    2018年02月17日

    「小豆洗い」、「天狗倒し」などのように、実態が見えない「異音」は怪異とみなされます。儀礼や芸能などにおいても、この世ならざるものが登場する際に音が重要な役割を果たします。伝承、文学作品、映像取材などをとおして、怪異の音の系譜を追ってみます。

  • 第31回人文機構シンポジウム 「エコヘルス;生き方を考える-環境・健康・長寿-」

    2018年02月17日

    「肩こり」は、日本では精神的ストレスや社会的環境と結び付いた健康問題ととらえられますが、西欧ではそのような考え方は一般的ではありません。時代や場所によって「健康」の考え方は変わります。心身ともに健やかで社会的にも満たされた状態ととらえる人もいれば、様々な手段で維持、増進するものと考える人もいるでしょう。

    このシンポジウムでは、医学書の歴史、食の役割と食文化、環境と健康、公衆衛生と人間の生態学など様々な視点から、時代と場所を越えて「健康」とは何かを考えます。

     

    エコヘルスとは?

    「エコヘルス」は、従来は医療や疾病研究の視点で捉えられてきた「健康」を、社会変容と環境変化が急速に進む近現代における、暮らしや生態環境、生業、食生活等との関わりから探求しようとする新たな研究の視座です。

  • 【地球研】第75回地球研市民セミナー「地域資源の活用から始まる環境問題解決への取り組み ―管理からケアへ転換を目指すエリアケイパビリティー」

    2018年02月15日

    ウナギ、マグロなど資源枯渇が懸念されるなか、資源管理の重要性が常に騒がれている。確かに、資源を評価し、乱獲にならないように資源利用を規制する管理は持続的な利用には重要な取り組みかもしれない。しかし、不安定性や無主物性という特徴を有する水産資源をはじめ、生態学的な重要性や生き物同士の関わりが十分にわかっていない天然生物資源に関して、どの程度管理は可能なのだろうか?私たちはこのような資源の利用に関して、管理からケアへの意識の転換が重要であると考えている。では、ケアとは何か?どのように意識の変換をすすめるのか?

    今回は、国内外で行った研究の成果を基に、そのアイデアとなるエリアケイパビリティーアプローチについてご紹介したい。

  • 【日文研】第318回 日文研フォーラム「悠久なる郷(ふるさと)の響き――黄檗声明の中国的要素」

    2018年02月13日

     黄檗宗は日本仏教の禅宗に伝わる三大宗派の一つであり、明末清初に中国から渡ってきた臨済宗の高僧、隠元隆琦によって創立されました。日本に伝わる仏教諸宗派のなかでも、明清代の大陸的な仏教要素を色濃く残し、「念仏禅」という修行方法を有することが特徴的です。とくに、黄檗声明と呼ばれるその儀礼音楽は、1650年代にこの宗派が成立してから現在に至る三世紀半を経てなお、明清代仏教音楽の様式や詞章の内容、その他多くの要素を保っており、「悠久なる郷の響き」と呼ぶことができましょう。
     本講演では、フィールドワークと文献考察をもとに、黄檗声明という明清代の仏教音楽が日本でいかに伝承され、また日本化してきたのか、その変遷の経緯を紹介します。そして、ディアスポラという視点から、「悠久なる郷の響き」を形成した社会的・歴史的・文化的要因を考えてみたいと思います。

  • 【民博】みんぱくウィークエンドサロン「一神教と多神教―宗教学からみた世界の宗教―」

    2018年02月11日

    ユダヤ教、キリスト教、イスラームなどは一神教と呼ばれます。一方、ヒンズー教や神道は多神教といわれます。この違いはなんでしょうか。仏教はどちらなのでしょうか?世界の宗教について考えて見ましょう。

  • 【民博】みんぱくワールドシネマ「テレビジョン」

    2018年02月10日

     国立民族学博物館では2009年度から、研究者による解説付きの上映会「みんぱくワールドシネマ」を実施しています。9年目の今期は<人類の未来>をキーワードに、映画上映を展開しています。今回はバングラデシュ映画「テレビジョン」を上映します。厳格なイスラームを遵守するバングラデシュの小さな村の騒動を通して、宗教と現代文明のあり方を見ていきたいと思います。

  • 【民博】みんぱくウィークエンドサロン「優しいチョコレートとはなにか?―倫理的な消費入門」

    2018年02月04日

     フェアトレードやエシカル(倫理的)トレードなど、消費を通じて生産者を支援する方法が工夫されています。チョコレートとその原料のカカオに注目しながら、そうした倫理的な消費の仕組みを検討し、私たちの優しい気持ちがどのようにカカオ生産者に届くのか考えます。

  • 【国語研】第12回NINJALフォーラム 「ことばの多様性とコミュニケーション」

    2018年02月03日

     一口に日本語と言っても,個人や集団,社会,年齢,性別などによって実に様々な変種があります。最も分かりやすいのは地理的な方言ですが,他にも,社会的あるいは機能的なバラエティ,外国人が使う日本語のバラエティなどいろいろな変種があります。それらはどこから,どのようにして生じるのでしょうか。そのような多様性は,私たちのコミュニケーションにどのような影響を及ぼすのでしょうか。
     この講演会では,日本語の多様性とコミュニケーションについて具体例を使って分かりやすく説明し,〈多様性〉こそが言語の神髄であり,言語研究の醍醐味であることをお伝えします。

  • 第13回人間文化研究情報資源共有化研究会

    2018年02月03日

     人間文化研究機構の資源共有事業に代表されるように、情報技術とネットワークの発展は、多様な研究資源を学問分野の枠を超えて探し出し、利用することを可能にしました。これらの研究資源を結び付ける接点として、時間情報がしばしば用いられます。ところが、時間を特定する方法や表現の仕方は研究分野によってまちまちであり、これらをそのまま接点として利用することは難しいのが現状です。多様な研究資源を扱うためには、各研究分野の時間情報の特性を生かしつつ、相互に連携させるための基盤(データ、理論、検索システムなど)が不可欠であり、今後の資源共有化事業の中でも重要な課題です。

     そこで今回は、人文科学の諸分野において、時間情報が生成される現場に焦点を当てます。研究資源に関する時間を推定・比定・測定するための材料や手順、得られる時間情報の精度や確度(あいまいさ)、さらには、実際の研究現場で起こる課題なども含めてそれらの違いや共通点を確認し、研究資源を共有するための時間情報基盤の構築に向けた課題を抽出します。

  • 【地球研】第74回地球研市民セミナー「高校生とともに考える『環境』の今と未来」

    2018年02月01日

    今回の地球研市民セミナーでは、高校生による「環境」研究の成果を発表します。

    地球研は、京都府立洛北高等学校が文部科学省から指定を受けて推進している「スーパーサイエンスハイスクール」事業に2013年度から協力しています。

    今年は、高校2年生文系と理系の生徒14名が、約半年かけて、自分たちなりに幅広い意味での「環境」について研究を行ないました。

    テーマは未来の福祉、京都の森、景観から観光までとさまざまですが、どれもわたしたちにかかわり、身近なことでもあります。みなさんも、高校生とともに、わたしたちの「環境」について考えてみませんか?

  • 【民博】みんぱくウィークエンドサロン「フィールドワークの醍醐味―雲南省大理での30年を通して」

    2018年01月28日

    私が中国雲南省の大理盆地でフィールドワークを始めて30年以上が過ぎました。当初、驚いたり、戸惑ったりしたことが後から考えれば、研究上の収穫をもたらしました。そうした経験と、同じ村に通い続けているからこそ見えてきたことについてお話しします。