第35回人文機構シンポジウム 
レクチャーコンサート 「中東と日本をつなぐ音の道(サウンドロード)―音楽から地球社会の共生を考える」

日時:2019年3月23日(土)13:30~16:30 (開場13:00)
会場:東大寺総合文化センター金鐘ホール(奈良市水門町100番地)
    http://culturecenter.todaiji.or.jp/accessmap.html
    JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車徒歩5分
    ※駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。

主催:大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
特別協力:東大寺
後援:文部科学省、東洋音楽学会、近畿日本鉄道株式会社、日本経済新聞社、京都新聞、読売新聞社、毎日新聞社
参加無料、手話通訳有、要事前申込(定員300名)

第35回人文機構シンポジウム レクチャーコンサート 「中東と日本をつなぐ音の道(サウンドロード)―音楽から地球社会の共生を考える」フライヤー

 

趣旨:
正倉院宝物にある琵琶や箜篌(くご)などの楽器は、中東がルーツであるとされています。琵琶の先祖となったアラブのウードは、ヨーロッパのリュートやギターともつながっています。音の道は地球をつなぎ、人びとは音楽によって喜びや悲しみをわかちあうのです。そのいっぽう、国歌や民族の魂の歌が境界をうみだすこともあります。特定の文化や社会に根づきながらも、人びとをつないでいく音楽の魅力に焦点をあてながら、国家や民族の境界をこえた地球社会で共に生きることについて考えてみたいと思います。

 

プログラム:
13:00 開場
13:30 開会
    総合司会:相島 葉月(国立民族学博物館准教授)
    開会挨拶:平川 南(人間文化研究機構 機構長)

13:35 特別講演「大仏開眼と音楽」
      森本 公誠(東大寺 長老)

13:55 基調講演「なぜベリーダンスは世界にひろがったのか?
               ―音楽が創りだす地球社会の可能性」
      西尾 哲夫(国立民族学博物館副館長、現代中東地域研究総括代表)

14:20 レクチャーコンサート「地球音楽を生きる―中東と日本をつなぐ楽器たち」
    演奏1 ウード 常味 裕司
    演奏2 サントゥール 谷 正人
    演奏3 尺八 カイル・カマル・ヘロウ
    解説 水野 信男(兵庫教育大学名誉教授)
    ファシリテーター 飯野 りさ(日本学術振興会特別研究員)

15:50 総合討論
    パネリスト 常味 裕司、谷 正人、カイル・カマル・ヘロウ
    ファシリテーター 相島 葉月

16:30 閉会

 

申込方法
定員に達したため、受付を終了いたしました。

お問合せ
第35回人文シンポ事務局(一般財団法人千里文化財団 内)
TEL:06-6877-8893 E-mail:sympo☆senri-f.or.jp (☆を@に変えてお送りください。)

 

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