書籍紹介

人間文化研究機構に所属している研究者の書籍を紹介します。

  • 【国際日本文化研究センター】

    03月08日

    2022-15

    蜘蛛の巣上の無明 インターネット時代の身心知の刷新にむけて

    編 者:稲賀 繁美

    出版社:花鳥社(2023年2月) 

    ISBN番号:9784909832726

    本書は「蜘蛛の巣」を鍵言葉に、人類の想像力がいかに蜘蛛の巣状に連動し、それが従来の研究方法をいかに刷新するのか、電子媒体を「蜘蛛の巣」webとして捉えることで、そこに潜む危険とも裏腹の将来像を、特定の専門分野の枠組みを横断して探究する。

    関連リンク

  • 【国際日本文化研究センター】

    03月03日

    2022-14

    まんが表現教育論 : 実験と実践

    編 者:大塚 英志、山本 忠宏

    出版社:太田出版 (2023年2月) 

    ISBN番号:9784778318451

    まんがという表現を「方法」に還元し、それを学生たちと創作過程で「実践」することで、人文研究に「仮説」と「検証」の過程を持ち込み、「研究」と「教育」を統合する国内外における15年に渡る教育実践の報告。

  • 【国際日本文化研究センター】

    01月05日

    2022-12

    想像する身体 上巻:身体イメージの変容
    想像する身体 下巻:身体の未来へ

    編 者:安井 眞奈美、ローレンス・マルソー

    出版社:臨川書店(2022年12月)

    ISBN番号:9784653046318 / 9784653046325

    本書上下二巻は、日文研共同研究会「身体イメージの想像と展開」(安井眞奈美、ローレンス・マルソー代表、2018〜2022年)の成果をまとめた出版物です。これまでの身体イメージを問い直し、次代を生きる身体の可能性について論じています。

  • 【国際日本文化研究センター】

    12月19日

    2022-11

    ポストコロニアル研究の遺産ー翻訳不可能なものを翻訳する

    編 者:磯前 順一、タラル・アサド、酒井 直樹、プラダン・ゴウランガ・チャラン

    出版社:人文書院(2022年12月)

    ISBN番号:9784409041222

    〈翻訳不可能なものの翻訳〉をめぐる、ポストコロニアル研究を牽引してきた最前線の研究者たち、スピヴァク、アサド、酒井直樹、汪暉らによる一大総括にして、新たな出発点。磯前順一を中心とする日文研・コーネル大学・翰林大学校共催の国際会議の成果。

  • 【国際日本文化研究センター】

    10月13日

    2022-10

    「満洲」という遺産:その経験と教訓

    編著者:劉 建輝

    出版社:ミネルヴァ書房(2022年09月)

    ISBN番号:9784623088720

    帝国日本最大の植民地である「満洲」は、中国をはじめ、日本や朝鮮、ソ連などの周辺地域といかなる関わりを持っていたのか。本書では、構造的かつ多角的な視点から「満洲」の全体像を構築し、あわせてその中国や日本、朝鮮などに及ぼした歴史的な役割と意味を追究する。