書籍紹介
人間文化研究機構に所属している研究者の書籍を紹介します。
【国際日本文化研究センター 】
09月05日
2023-07
明治維新と大衆文化
編 者:瀧井 一博、アリステア・スウェール
出版社:思文閣出版(2023年3月)
ISBN番号:9784784220571
文芸や雑誌、錦絵新聞といった明治初期の日常生活に密接したメディアを題材としてとりあげ、それらの江戸文化からの連続性を見据えながら、文明開化の源流を問い直す野心的論集。
【国際日本文化研究センター 】
08月22日
2023-06
縮小社会の文化創造 : 附:「縮小社会のエビデンスとメッセージ」展の記録
編 者:山田 奨治
出版社:思文閣出版(2023年8月)
ISBN番号:9784784220625
「豊かさ」が文化を生み出してきた従来から転換し、社会が縮小する時代に人々が享受する文化とはどのようなものになるのか。日文研での共同研究会をもとに、多様な専門家が問題提起を行う。京都国際マンガミュージアムで行われた企画展の記録も掲載している。
【国際日本文化研究センター 】
05月25日
2023-04
徳川家康:弱者の戦略
著者:磯田 道史
出版社:文藝春秋 (2023年2月)
ISBN番号:9784166613892
近年、家康の実像は書き換えられつつある。戦国史の最新研究をふまえ、彼が信長・信玄・秀吉といった圧倒的強者を相手に生き残り天下人となれた背景を解説。弱者であったればこそ取り得た戦略、また幕府の永続に繋がった思想・行動・死生観を分析し家康の実像に迫った。
【国立民族学博物館】
05月19日
2023-05
Mischief of the Gods: Tales from the Ethiopian Streets
著者:川瀬 慈
翻訳:Jeffrey Johnson
出版社:Awai Books (2023年6月)
ISBN番号:1937220117
エチオピアのストリートに生きる人々との交流を綴った『ストリートの精霊たち』(川瀬 慈、2018年、世界思想社、第6回鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞)の英訳版。Awai Books(ニューヨーク/東京)より刊行。
【国際日本文化研究センター】
04月18日
2023-03
ヌードの東アジア:風俗の近代史
編 者:井上 章一、斎藤 光
出版社:淡交社 (2023年3月)
ISBN番号:9784473045522
現代人の暮らし振りは、東アジア各地で、そうちがいません。グローバリズムが、あまねくおよんでいます。しかし、19世紀だと、日韓、日中のあいだに、そうとうな溝がありました。そのズレをうすめる近代化は、各地域へどう作動したのかを、テーマごとにおいかけます。