書籍紹介

人間文化研究機構に所属している研究者の書籍を紹介します。

  • 【国際日本文化研究センター 】

    03月15日

    2023-13

    貴族とは何か、武士とは何か

    著 者:倉本 一宏

    出版社:思文閣出版(2024年2月)

    ISBN番号:9784784220779

    『貴族とは何か、武士とは何か』は、第一部「古代」、第二部「中世」、第三部「近世・近代」、第四部「武士の国際比較」に、計38名の執筆者による意欲的な論文を収めた。日本史上最重要なこのテーマについて、今後の研究の指針となる論集であると自負している。
     

  • 【人間文化研究機構本部】  

    03月06日

    2023-14

    デジタル時代の図書館とアウト・オブ・コマースをめぐる著作権法制

    著 者: 鈴木 康平

    出版社:株式会社勁草書房 (2024年2月)

    ISBN番号:9784326404384

    図書館資料のデジタル化とオンラインアクセスを求める流れが世界的に加速するなか、図書館がその本来的使命を果たすために、解決すべき課題とは。
    著作権上の「絶版等資料」概念に着目し、類似概念とされるアウト・オブ・コマースの比較法研究を通じて、我が国の著作権法制への展望を示す本格的研究書。米国のデジタル貸出理論モデル(CDL)にも言及。

  • 【国際日本文化研究センター 】

    02月06日

    2023-11

    宗教・抗争・政治:主権国家の始原と現在

    編著者:苅部 直、瀧井 一博、梅田 百合香

    出版社:千倉書房(2023年12月)

    ISBN番号:9784805113127

    秩序形成において、政治・法・宗教の三者がどのようにからみあいながら影響を及ぼしているのか。民族紛争や宗教勢力によるテロの噴出といった問題を抱える現代世界で、この問いは改めて重要性を増している。政治哲学の古典的難問に現代的な観点から討究した共同研究の成果。

  • 【国際日本文化研究センター 】

    01月16日

    2023-12

    労働と身体の大衆文化

    編 者:大塚 英志、星野 幸代

    出版社:水声社(2023年12月)

    ISBN番号:9784801007789

    戦後の大衆文化の方法や美学の多くが戦時下に出自があるとした日文研・大衆文化プロジェクトの成果を踏まえ、映画、バレエ、うたごえ運動、仮装アナウンサーなど、身体性や身体表現に着目しながら戦時下の「地続き」としての戦後大衆文化のあり方を「内地」だけでなく「外地」を視座に入れ描き出す論文集。『運動としての大衆文化』の姉妹編。

  • 【国際日本文化研究センター 】

    12月19日

    2023-10

    接続する柳田國男

    編 者:大塚 英志

    出版社:水声社(2023年12月)

    ISBN番号:9784801007772

    柳田國男の「学問」をメディア論・情報論・ジェンダー論などの新しい立ち位置からの読み直しと方法論の歴史的検証によって「現在」に接続することで人文知の拡張の可能性を大胆に示す野心的論集。