書籍紹介
人間文化研究機構に所属している研究者の書籍を紹介します。
【国際日本文化研究センター】
10月02日
日本大衆文化史
著者:日文研大衆文化研究プロジェクト 編著
出版社:株式会社KADOKAWA(2020年9月)
大衆文化研究プロジェクトの成果である「日文研大衆文化研究叢書」全5巻シリーズの第1巻。
古代の神話から現代の「初音ミク」まで、大衆を無名の作者と位置付け、ジャンルを横断して通史でたどる、これまでに無い文化史の教科書。【国際日本文化研究センター】
06月09日
現代語訳 小右記 10 大臣闕員騒動
著者:倉本一宏 編
出版社:吉川弘文館(2020年4月)
無能な左大臣顕光が辞任するという噂が駆けめぐる。代わって大臣の地位を得るのは自分であると確信する実資は、情報収集に努める。時あたかも有史以来の侵攻である刀伊の入寇が巻き起こっていた。現代語訳第10段。
【国際日本文化研究センター】
04月01日
越境する歴史学と世界文学
著者:坪井秀人・瀧井一博・白石恵理・小田龍哉 編
出版社:臨川書店(2020年3月)
2017年に発足した「国際日本研究」コンソーシアムの記録集第3弾。移民、交易、翻訳、植民地、文化接触という多様な視点から、「グローバル・ヒストリー」と「世界文学」の対話の可能性を探る。テッサ・モーリス-スズキ特別寄稿も掲載。