書籍紹介

人間文化研究機構に所属している研究者の書籍を紹介します。

  • 【国際日本文化研究センター】

    11月30日

    差別の構造と国民国家 ――宗教と公共性

    著者:「国際日本研究」コンソーシアム編

    監修:磯前 順一、吉村 智博、浅居 明彦

    編集:上村 静、茢田 真司、川村 覚文、関口 寛、寺戸 淳子、山本 昭宏

    出版社:法藏館(2021年11月)

    なぜ、私たちは差別されるのかではなく、なぜ、私たちは差別するのかへ。社会秩序の形成こそが差別を不可欠なものとする。だとすれば、差別は社会全体の問題となる。多角的立場から固定化された差別観を覆し、宗教に内在する秩序と差別の構造に迫るシリーズ第一弾。

  • 【国際日本文化研究センター】

    11月11日

    音と耳から考える 歴史・身体・テクノロジー

    編著:細川 周平

    出版社:アルテスパブリッシング(2021年10月)

    本書は日文研にて2017年度から3年にわたって開催された共同研究会の成果で、音響と聴覚に関する日本初の論集だ。水中音から温泉地まで、補聴器からゲームまで、ちんどん屋からサウンド・アートまで、浅草から福島まで、祭礼から爆撃音まで、話題は非常に広い。

  • 【国際日本文化研究センター】

    11月02日

    対抗文化史 冷戦期日本の表現と運動

    編著:宇野田尚哉,坪井秀人

    出版社:大阪大学出版会(2021年10月)

    本書は2019年度に日文研で開催した共同研究会「東アジア冷戦下の日本における社会運動と文化生産」の成果の一つ。敗戦後から一九八〇年代までの東アジア冷戦下における対抗文化を文学・映画・思想・ポピュラーカルチュア等多様な領域から問い直すことを試みた。

  • 【国際日本文化研究センター】

    10月29日

    東アジアの王権と秩序―思想・宗教・儀礼を中心として

    著者:伊東 貴之

    出版社:汲古書院(2021年10月)

    日文研において、編者が主宰して、四年間に亘って開催された共同研究会の成果報告を兼ねた論文集。東アジアにおける王権と思想・宗教の関わり、儀礼的な側面などについて、比較史的・比較思想的なアプローチを試みた、総勢55名からなる大規模な集大成!⋯⋯。

  • 【国際日本文化研究センター】

    10月11日

    「暮し」のファシズム 戦争は「新しい生活様式」の顔をしてやってきた

    著者:大塚 英志

    出版社:筑摩書房(2021年3月)

    コロナ下の「自粛」を隠喩として、近衛新体制下における「新体制生活」における「日常」や「生活」をめぐる、一見政治的に見えない花森安治の戦時下編集の婦人雑誌や「女生徒」など の言説の中にファシズムへの「協働」の仕掛けを見出す。