イベント一覧

定期的に講演会やシンポジウムを行っています。
  • 【地球研】第69回地球研市民セミナー「生物多様性の問題を社会に根づかせる―」

    2017年01月24日

     生物多様性は、種の絶滅や外来種などの問題だけではなく、人間社会にもたらす恵み(生態系サービス)を賢く利用することが重要な問題になっています。

     2010年に名古屋で生物多様性条約の第10回締約国会議が開催されて以来、国内外で生物多様性の考え方を社会に根づかせる(主流化する)さまざまな動きが急速に進みました。たとえば、生物多様性や生態系サービスの経済評価が世界各地で行われるようになり、その保全コストを負担する必要が議論されるようになってきました。一方、地方自治体が生物多様性地域戦略を策定したり、地域での保全を促進したりするための活動も広がっています。企業活動などにおいても、生物多様性に対する配慮の有無を企業評価として重視しようとする動きが進んでいます。こうした最近の動向とこれからの生物多様性問題を考えてみましょう。

  • 【民博】みんぱくウィークエンド・サロン「東日本大震災の教訓」

    2017年01月22日

     甚大な被害を出した2011年の東日本大震災。その一方で、被災者たちの沈着で助け合いの精神に満ちた行動は世界中で賞賛を受けました。なぜ、彼らはそのような行動をとることができたのか。私たちはそこから何を教訓として受け取るべきなのか。企画展に合わせて考えます。

  • 【歴博】歴博フォーラム 第104回「酉の鳥」

    2017年01月21日

    2017年の干支は酉です
    年末・年始にはさまざまな鳥の姿を目にされるでしょう
    そのなかでどの鳥が印象的でしたか
    ここでは、歴史のなかの鳥をながめてみたいとおもいます

  • 【民博】みんぱくゼミナール 「アイヌ文化と観光」

    2017年01月21日

     アイヌの工芸品販売や舞踊公演は明治・大正時代からおこなわれていました。かつては「文化を売り物にする」ことへの批判もありましたが、観光が文化継承を支えてきた面もあり、現在は経済的自立や文化発信の手段としても評価されています。歴史を踏まえて、さまざまな事例を紹介します。

  • 【日文研】第10回 日文研・アイハウス連携フォーラム「志賀直哉の文学:外国語からの養分」

    2017年01月20日

     志賀直哉(1883-1971)の文学は近代散文の最高峰といわれています。その簡潔な表現、的確な描写、鮮明な視覚性は、文章のモデルとして、多くの人に模倣されてきました。若い頃の志賀は、当時の漢文、和文、戯文、欧文翻訳の文体に不満を持ち、新しい文体を創ろうと決心しました。そこで意欲的に吸収したのは、意外にもラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の英語文体、陶芸家バナード・リーチの話し言葉、台湾人中学生の日本語作文などでした。何と柔軟な言語意識でしょうか。志賀はさらに、フランス語を日本人の書き言葉にしようと提案したこともありました。
     本フォーラムでは、今日の国際社会において、このような言語的背景を持つ志賀文学の先鋭性から、いかなる啓示を得ることができるかお話しいただきます。
    ※発表は日本語のみ

  • 【北東アジア地域研究】国際シンポジウム「北東アジアにおける資源の持続可能な利用」

    2017年01月18日

     2017年1月18日(水)に、富山大学五福キャンパスにおいて、国際シンポジウム「北東アジアにおける資源の持続可能な利用」を開催致します。本シンポジウムは、人間文化研究機構 (NIHU) ネットワーク型基幹研究プロジェクト「北東アジアにおける地域構造の変容:越境から考察する共生への道」の一環として開催されるものです。参加は無料です。なお、午前中のセッションは研究者向けのもので使用言語は英語 (通訳なし)、午後のセッションのみ同時通訳を設けます。

  • 【民博】みんぱくウィークエンド・サロン「日本の鵜飼文化は誰が守るのか」

    2017年01月15日

     鵜飼とはウミウやカワウを使って魚を捕る漁法です。日本各地の鵜飼の現場では船頭さんの高齢化問題や、鵜飼道具の作り手不足といった問題があります。なかでも、野生のウミウを捕獲する技術の継承は無視できない問題です。ここではウミウ捕獲技術から鵜飼文化の今後について考えます。

  • 【歴博】第396回歴博講演会「古代日本、北の役所・南の役所-近年の発掘調査から-」

    2017年01月14日

     教員が各自の研究成果をもとに行う催しです。毎月第2土曜日、13時から15時まで歴博講堂において開催されます。来館者は誰でも聴講することができます。参加無料で事前の申込みも不要です。(定員260名)

  • 【民博】アイヌ展示チアシリカラ!―冬のみんぱくフォーラム2017

    2016年12月03日

     アイヌ展示チアシリカラ!(アイヌ語)=アイヌ展示をリニューアルしました。 伝統を継承しつつ、新たな文化を創造する人びとの姿を、イベントをとおして紹介します。

  • 第5回人間文化研究機構日本研究功労賞授賞式及び記念講演のご案内

    2015年12月09日
  • 第4回人間文化研究機構日本研究功労賞授賞式及び記念講演のご案内

    2014年12月11日
  • 第3回人間文化研究機構日本研究功労賞授賞式及び記念講演のご案内

    2013年12月10日
  • 第1回人間文化研究機構日本研究功労賞授賞式及び記念講演のご案内

    2012年01月11日

    当機構では、海外における日本研究のプレゼンスが相対的に低下している現状に鑑み、YKK株式会社の協力のもとに、海外の優れた日本研究者の顕彰をとおして日本への理解を深めるとともに、海外での日本研究の興隆と促進に資することを目的に、人間文化研究機構日本研究功労賞を創設しました。

    この賞は、海外に在住し、日本に関する文学や言語、歴史や民俗・民族、文化や環境などの研究において学術上特に優れた成果をあげた研究者に対して授賞するものです。

    このたび、第1回目の受賞者をイリノイ大学教授 ロナルド・トビ氏に決定し、下記のとおり授賞式及び記念講演を開催いたします。

    平成23年12月吉日

     

     

    大学共同利用機関法人 人間文化研究機構長    金 田 章 裕  

     

     

     

    ■ 日 時: 平成24年1月11日(水) 15:00―16:30

    ・授賞式     15:00―15:20

    ・記念講演  『国境のない日本の近世』         15:30―16:30 

    ■ 会 場: 日本学士院

    〒110-0007  東京都台東区上野公園7-32

    (TEL)03-3822-2101

    ■ 講 師: ロナルド・トビ氏

    ■ 定 員: 100名(先着順)

    ■ 聴 講: 無料 

    ■ 申込方法: 聴講をご希望の方は、往復はがきまたはE-mailにて「1月11日記念講演参加希望」と明記のうえ、住所・氏名(ふりがな)・電話番号を記入し、以下申込先までお申し込みください。 
    ※ 締め切り平成24年1月9日(締め切り前でも定員に達し次第、締め切ります)

    ■ 申込先 

    〒285-8502  千葉県佐倉市城内町117番地

    国立歴史民俗博物館 広報サービス室 広報普及係

    (Mail) forum☆rekihaku.ac.jp(☆を@に変えてお送りください)

    チラシを見る (PDF形式:1.10MB)

     

     〔問い合わせ先

     大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 総務課総務係 
     (TEL) 03-6402-9200(代)
     (HP) http://www.nihu.jp