HUMAN 知の森へのいざない

  • 「HUMAN」 vol.08

    人間文化研究機構監修『HUMAN――知の森へのいざない』vol.08 発行:平凡社(定価1500円+税) 「日本文化の東と西」を特集。保立道久東京大学名誉教授と井上章一国際日本文化研究センター副所長が「歴史対談、東と西――やはり、日本に古代はなかった」と題して対談しています。ほかに「展示・コレクション紹介 国際日本文化研究センターの絵葉書コレクション」、「特別記事 人間文化研究機構・日本研究功労賞」などを掲載しています。
  • 「HUMAN」 vol.07

    人間文化研究機構監修『HUMAN――知の森へのいざない』vol.07 発行:平凡社(定価1500円+税) 「漢字の過去・現在・未来」を特集。巻頭で阿辻哲次京都大学教授と作家の阿刀田高さんが対談し、情報機器が発達するなかでの問題をふくめて、日本語にとっての漢字の大切さ、おもしろさを幅広く語ります。各論考の著者はスペシャリストがならび、漢字について、古代からの歴史をたどりつつ、近現代を中心にさまざまな問題を理解できる内容になっています。あわせて、非漢字圏の人の漢字学習の難しさ、中国・韓国・台湾の現在の漢字事情についても明らかにしています。
  • 「HUMAN」 vol.06

    人間文化研究機構監修『HUMAN――知の森へのいざない』vol.06 発行:平凡社(定価:1500円+税) 「日本の魑魅魍魎」を特集。巻頭で、妖怪研究の第一人者である小松和彦国際日本文化研究センター所長と作家の夢枕獏さんが「日本人は妖怪がお好き」と題して対談し、縄文から始まり安倍晴明、漫画、アニメまで民俗の深層を語っています。京極夏彦氏をはじめ多くの執筆者が、日本の民衆のなかに息づく江戸時代から現代の都市伝説にいたる諸現象を綴り、世界各国との対比に及んでいます。図も豊富に収載し、小松所長が長年行ってきた共同研究の成果をまとめたものでもあります。
  • 「HUMAN」 vol.05

    人間文化研究機構監修『HUMAN――知の森へのいざない』vol.05 発行:平凡社(定価:1500円+税) 支配者から庶民まで、日本社会に通底する大きなテーマである「酒と日本文化」を特集しています。食文化研究の大家である石毛直道・国立民族学博物館名誉教授と民俗学者の神崎宣武・旅の文化研究所所長が「豊かに広がる日本酒の世界」について縦横に語り、発酵学の第一人者、小泉武夫東京農業大学名誉教授や総合地球環境学研究所の米・水の専門家から、歴史・文学・民俗の研究者、きき酒師、酵母開発者、落語家まで多彩な方々が執筆しています。太古から現代まで酒造・飲酒が独自に発展し、洗練されてきた、その全体像を明らかにします。
  • 「HUMAN」 vol.04

    人間文化研究機構監修『HUMAN――知の森へのいざない』vol.04 発行:平凡社(定価:1500円+税) 「巨大古墳と王権」を特集し、歴博を中心とした多くの執筆者によって、列島の国家形成への足音を聞くことができます。他に、民博の音楽展示、音楽の祭日などを紹介しています。
  • 「HUMAN」 vol.03

    人間文化研究機構監修『HUMAN――知の森へのいざない』vol.03 発行:平凡社(定価:1500円+税) 第3号は、「災害はどのように語られてきたか」を特集し、巻頭では梅原猛国際日本文化研究センター顧問と金田章裕人間文化研究機構長が「災害と日本人」をテーマに対談しています。ほか、国立歴史民俗博物館の「くらしの植物苑」から「伝統の古典菊」を紹介しています。
  • 「HUMAN」 vol.02

    人間文化研究機構監修『HUMAN――知の森へのいざない』vol.02 発行:平凡社(定価:1500円+税) 特集は、人間文化研究機構の二つの機関(国立歴史民俗博物館、国文学研究資料館)が同時期に開催する「連携展示」とタイアップした「京都・江戸はどう描かれたか――洛中洛外図、江戸名所図と風俗画」、総合地球環境学研究所が大槌町で開催したシンポジウムをもとに再構成した「被災地大槌町の過去、現在、未来」152頁。
  • 「HUMAN」 vol.01

    人間文化研究機構監修『HUMAN――知の森へのいざない』vol.01 発行:角川学芸出版(定価:1200円[税込]) 特集は三つ、国立民族学博物館の元館長をあつかった「梅棹忠夫とは何者だったのか」、人間文化研究機構主催のシンポジウムをもとに再構成した「『知の役割 知のおもしろさ』を考える」、「クジラをめぐる諸問題」152頁。