共創促進事業「国際連携促進事業」

人間文化研究にかかわる諸外国の研究機関との研究協力関係を構築し、外国人研究者の招へいや研究者の海外派遣及び海外での国際シンポジウムの開催、講師の派遣を積極的に推進しています。

また、英国の芸術・人文リサーチ・カウンシル(AHRC)との協定に基づき、日本研究を専攻する海外の大学院生・若手研究者を受け入れ、研究指導を行う等、海外の研究者育成も積極的に行っています。

海外研究機関との協定締結状況

 
(2023年4月1日現在)
※機構本部及び機関単位で協定書を締結しているものに限り、研究者個人や研究室単位での共同研究等は含みません。
機関名 締結国・地域数 締結機関数
機構本部 7 8
国立歴史民俗博物館 11 30
国文学研究資料館 10 19
国立国語研究所 8 16
国際日本文化研究センター 8 12
総合地球環境学研究所 14 24
国立民族学博物館 14 20

 

若手研究者海外派遣プログラム

 
機構のプロジェクトの推進及び若手研究者の海外における研究の機会(調査研究、国際研究集会等での発表等)を支援することを目的として、基幹研究プロジェクト・共創先導プロジェクトに参画する若手研究者を海外の大学等研究機関及び国際研究集会等に派遣しています。
 
これまでの派遣実績(2016年度~2023年度)
アジア・大洋州 欧州・中東・アフリカ 米州
台湾 3 イギリス 7 アメリカ 10
大韓民国 2 ドイツ 3 カナダ 1
香港 1 イタリア 2 パナマ 1
ブータン 1 フランス 2    
パキスタン 1 オランダ 1    
インドネシア 1 オーストリア 1    
小計 9 小計 16 小計 12
総 計 37

 

日本研究国際賞

人間文化研究機構では、日本研究の国際的発展と日本文化の理解を深め広めることをめざして、一般財団法人クラレ財団の協力を得て、「人間文化研究機構日本研究国際賞」(NIHU International Prize in Japanese Studies)を、2019年1月に創設しました。この賞は、海外を拠点として、日本に関する文学、言語、歴史、民俗、民族、環境等の人間文化研究において学術上とくに優れた成果を上げ、日本研究の国際的発展に多大な貢献をした研究者を、受賞の対象としています。

日本研究国際賞について詳しくはこちら

第4回受賞者 ヨーゼフ・クライナー氏