著者紹介

 
 
嘉田 由紀子 (かだ・ゆきこ)

京都大学大学院農学研究科修了、ウィスコンシン大学大学院修了。滋賀県琵琶湖研究所主任研究員、滋賀県立琵琶湖博物館総括学芸員をへて研究顧問。京都精華大学教授。水と文化研究会代表、子どもと川とまちのフォーラム代表、日本水フォーラム副代表、環境社会学会会長。環境省、国土交通省、文化庁や各地の自治体の審議会、委員会にも数多く参画。

著書『環境社会学』『生活世界の環境学』『水辺ぐらしの環境学』、共編著『水と人の環境史―琵琶湖報告書』『水をめぐる人と自然』など。

 
 
 
猪木 武徳 (いのき・たけのり) 

1945年生まれ。マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了。大阪大学教授をへて、国際日本文化研究センター教授。専門は労働経済学・経済思想・日本経済論。

技能形成と生産組織の問題から経済体制や経済思想について研究するなかで、教育と訓練、雇用・失業問題など、現代の産業社会の人材開発の問題を論じてきた。ホワイトカラーの人材育成、官僚制の国際比較などとともに、最近では文学と社会科学をつなぐ問題に関心を寄せている。

著書『経済思想』『雇用政策の経済分析』『文芸にあらわれた日本の近代』など。サントリー学芸賞、読売・吉野作造賞、桑原武夫学芸賞。

 
 
 
小林 傳司 (こばやし・ただし)

1954年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。南山大学教授を経て大阪大学教授。専門は科学哲学、科学技術論。

社会における科学技術のあり方について、人文学的観点からの研究に取り組む。科学技術社会論学会の設立にかかわる。

編著書『公共のための科学技術』『誰が科学技術について考えるのか』『科学論の現在』(共著)など。

 
 
 
野村 雅一 (のむら・まさいち)

1942年生まれ。京都大学大学院文学研究科中退。京都大学人文科学研究所助手などをへて、国立民族学博物館教授。総合研究大学院大学併任教授。専門は文化人類学。

身ぶりやしぐさを含む人間の多様なコミュニケーションを世界的な広がりで考察するとともに、イタリア。ギリシャなどの南欧の民俗文化の研究に従事。文化として身体を捉える視点から、顔の文化的な研究、演劇、ファッション、大道芸の研究へと視野を広げる。また、最近はエインジングや世代間関係の研究に本腰を入れている。

著書『身ぶりとしぐさの人類学』『しぐさの人間学』『老いのデザイン』など。

 
 
鷲田 清一 (わしだ・きよかず)

1949年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。関西大学教授をへて、大阪大学教授。専門は哲学・倫理学。身体、他者、顔、モード、所有、国家などを論じるとともに、文化批評、美術批評なども幅広く行ってきた。近年は哲学的志向を社会の現場へとつなぐ《臨床哲学》の試みに取り組んでいる。著書『顔の現象学』『モードの迷宮』『「聴く」ことの力』『老いの空白』など。サントリー学芸賞、桑原武夫学芸賞。